塩田城跡-インスタ映えはクソくらえ!特におススメはしない信州上田 塩田平の旅

恐れ多くも信州の鎌倉を自称する長野県上田市塩田平周辺の旅路録。 今回は鎌倉時代に塩田北条氏によって築かれ、戦国時代は武田信玄も拠点の一つとした「塩田城」を訪れた。

塩田城跡 概要

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上田市塩田平にある鎌倉時代に築かれた塩田城の跡地。

「塩田城は、鎌倉時代中期(建治三年・一二七七)鎌倉幕府の重職であった北条義政がこの地に移り、 館を構えたことから始まる。義政の子国時、その子俊時と三代にわたり約六十年、塩田北条氏と称し、 信濃の一大勢力としてこの地方を統一し、また幕府内でも活躍した。」※敷地内看板より抜粋

その後、武田氏、真田氏など時代を経て支配者が変わり、上田城の築城後に廃城となったようだ。

アクセス・駐車場

住所長野県上田市前山
googleマップで見る
駐車場あり
※入口手前に駐車場らしき空き地あり
HP塩田城跡(市の観光サイト)

敷地内マップ

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塩田城跡は弘法山(842m)の登山ルートにもなっているようだ。頂上はかつて見張り台だったらしい。 先人の記録から察するに、割かしハードな道のりが予想されるため、 今回は虎ノ口をゴールとした。

注意事項

獣除けの柵に注意!

獣除けのために高い柵が設置されている。鍵はかけられていないが、 自分でかんぬきを外す必要がある。 市役所観光課に問い合わせたところ、立ち入り禁止ではないようだが近隣 ではツキノワグマの目撃例もあるとのこと。要は立ち入るなら自己責任ということだろう。

時期によって立ち入り禁止!

どうやらこの周辺の山は松茸山らしく、秋は地主によって立ち入りが禁止されている。 でっかく張り紙がしてあるので、うっかり入山しないよう注意。

塩田城跡の旅路

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読者諸君ごきげんよう。

よりにもよって真夏の猛暑の中、塩田城跡の入口手前までやってきた間抜けが私である。 正面に見える深い森が今回の目的地である塩田城があった場所である。 なんでこんな坂の上の山のふもとに城建てちゃうかな~。後世に暇人が来る可能性も考慮してほしいものである。

入口周辺

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敷地入口からの眺め。かつて塩田の武士たちはここから塩田平の地を見下ろし治めていたのか。

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足を踏み入れてすぐのところに、立派な石碑と看板がある。 看板には「発掘現場はここから数百m先」とさらりと書いてあるが、 あまり人が立ち入らないのか足元は悪く、ここを数百mも登っていくのは骨が折れそうだ。

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今回目指すのはここ。城の入口のことを「虎口」というらしいが、この虎ノ口も同じだろうか。

入口~発掘跡地

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まっすぐ杉並木が続いている。 人気はまったくなく聞こえるのは虫のさざめきと風に揺れる木々の音だけ。 熊がいてもおかしくない雰囲気で、正直言ってマジで怖い。

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発掘地点と思わしき空き地。マニアックすぎる絵面である。
途中何か所かこういった場所か点在している。

動物除けの柵~虎ノ口

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さて、問題の動物除けの柵のおでましだ。 かんぬきが2か所あり、簡単に手で外せる。先日の暴風雨のせいか倒木により道が半分ふさがれていたが、めげずに進む。

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途中分岐がある。

左に進むとほどなくして社がある。

虎ノ口や弘法山の頂上を目指すなら右に進む。思った以上に足元が悪い。 この記事を見て塩田城跡見に行きたいと思う殊勝な人間はそうそういないだろうが、 お越しの際は歩きやすい服装で来ることをおススメする。

三島社

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きちんと管理されている様子で、ビロビロ(紙垂(しで)というらしい)も 新しい。

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どうやらこの山は松茸山らしく、地主による立ち入り禁止の張り紙がある。 秋は立ち入り禁止だそうなので、うっかり立ち入らぬよう注意が必要だ。
どうせなら柵の入口あたりに貼ってくれた方が良いと思います。

虎ノ口

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分岐を右に曲がりしばらく登っていくと草に埋もれつつある石垣が見えてくる。 意外にも立派に残っており、当時の建物の大きさが推察される。

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国時公の墓や、弘法山の頂上を目指す場合はここからさらに険しい道のりを登っていくことになる。 今回は日も暮れてきたのと、熊さんがマジで怖いのでここで引き返すことに。

あじさい小道~遊歩道~前山寺

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跡地の入口周辺にはたくさんのアジサイが植わっている。 6月頃に訪れればさぞキレイであろう。

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遊歩道があるが・・・ここを進んでいくのはかなり勇気がいる。

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人気のなさに反して歩道はしっかり整備されていることに驚く

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歩道を抜けるとそこは国の重要文化財を有する前山寺の境内の脇でした。

総評

観光地と呼ぶにはマニアックすぎる

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軽い気持ちで訪れた私のようなにわか観光客には、いささかハードルが高い観光地である。 塩田地区の歴史を物語る重要な場所ではあるが、絵面も相当に地味であり、 さらにそこにたどり着くのに足元の悪い山道を登り、物々しい柵にもめげず、 入山禁止の張り紙にもビビらない胆力が必要だ。

よほどのマニアか登山者でなければ、おとなりの前山寺でくるみおはぎでものんびり食べて 帰るほうが良さそうだ。(というか小心者の私は熊が怖い)

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