前山寺-くるみおはぎは絶対食べろ!"涼"を感じる信州上田 塩田平の旅
恐れ多くも信州の鎌倉を自称する長野県上田市塩田平周辺の旅路録。
真夏の日差しが照り付ける中、塩田平の古寺「前山寺」のくるみおはぎを食べて、暑さ和らぐ"涼"に出会った。
目次
前山寺のくるみおはぎ
偶然前山寺にたどり着く
塩田城跡をさ迷い歩いていると、偶然にも前山寺という歴史あるお寺にたどり着いた。
真言宗のお寺で、敷地内には国の重要文化財である「三重塔」がある。
しかし、なんといってもここのおススメは「くるみおはぎ」だ。あとから知ったことだが、前山寺のくるみおはぎは割と有名らしく、 ネットで調べるとけっこうなレビューが。
私の場合、偶然前山寺にたどり着いたのはラッキーであった。
仕事ができる男は、運も良いのである。
参道入口
ここが参道の入口。近くに駐車場がある。 普通の人はここから来ましょうね。
近くにいた猫。
人馴れしているようで近づいてもまったく逃げる気配はないが、
表情からはまったく人間への媚を感じさせない漢の中の漢(メスかも)。
山門
さあ、立派な山門が見えてきたぞ。
ちなみに山門脇にも駐車場があるので、体力がない人は参道をショートカットできる。
門をくぐってすぐ右手が受付である。入山料200円を納め、いざ境内へ。
境内~そして、くるみおはぎへ
りっぱなかやぶき屋根の本堂でお参りを済ませたあとに、私の目に飛び込んできたのは・・・
くるみおはぎの看板。
もち米好きの私の足は、自然と境内の奥へ誘いこまれていく。
受付で女性に声をかけると、奥のお座敷に案内してくれた。(※本来は要予約)
くるみおはぎのご接待 750円
しばらくすると、女性がお盆に乗ったおはぎを持ってきてくれた。 想像していたものより随分立派で、自然と背筋が伸びる。
普通はくるみダレがおはぎの上にかかっているが、前山寺のくるみおはぎはくるみダレの上に おはぎが置いてあるのがなんとも新鮮だ。ちなみにおはぎの上にのっているのはキュウリである(多分)。
わりとお餅寄りのおはぎで、大きさの割に食べ応えがある。
至福のおはぎタイム
ひっそりと静かな部屋で、爽やかな風が通り抜けていく。
縁側の外に広がる風景を眺めながらおはぎを食べていると、徐々に汗も引いていった。
一緒にいただいた熱い緑茶が逆に心地よい。
付け合わせの梅のシソ巻きも程よいアクセントだ。
静謐な空間の中で、思わず私も詩人になる。
※注意
今回はご厚意と偶然により、突然の訪問にも関わらずおはぎをいただけたが、
本来は予約が必要である。読者諸君はきちんと事前に連絡して確認しよう。もしかしたら汗だくでたたずむおっさんを見かねたのかもしれない
くるみおはぎのご接待-前山寺HP
おまけ:一応三重の塔も
帰り際に境内にある三重の塔も見学。
国の重要文化財に指定されおり、小さいころ社会見学で来た記憶があるが今回は花より団子である。
総評
思いがけず出会った真夏のオアシス。
前山寺には他では味わえない"涼"と"甘味"があった。
旅の中の一服の清涼剤として、訪れてみてはいかがだろうか?
アクセス・駐車場
住所 | 長野県上田市前山300 googleマップで見る |
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駐車場 | あり |
HP | 獨股山 前山寺(公式サイト) |
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