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仕事

「仕事ができない人」のための対策方法は、何も役に立たない

どうやら私は「仕事ができない人」である。
一時期「自分は優秀だ」と思っていた時期もあったけれども、 冷静に考えてみると、悲しいかなやっぱり「できない人」だったという結論に落ち着きつつある。

新卒で入った会社では、それはもうひどい有様だった。
仕事は覚えられない、ミスは多い、提出期限は守らないの できないことずくしで、その会社が基本的に失敗を許さない風土だったもんだから できてないことも「できません」と正直にも言えず、 ただただ未来への不安が積み重なっていく時代だった。

幸いにして自分のやりたい職種への転職がかなって 人生の暗黒期からは抜け出すことができたんだけれども。

それから色々あって仕事に対する自信を持ち始めて、 「けっこう仕事できるんじゃないの?」なんて思っていたわけである。 それが、今の会社にきてしばらく仕事をしてみると、「あれ、やっぱり仕事できない人なんじゃないか」 と夜中一人で残業を繰り返しているうちに思い直した次第だ。自分で自分の手のひらをクルクルとまあ、よく回したものだ。

あいかわらず覚えは悪いし、ミスは多いし、提出期限は守ってはいるけどギリギリだし、 他にもまあ、いろいろである。

そんなわけで「仕事ができない人」と自覚をもった私。 馬鹿正直にネットで「仕事 できない」と検索して対策を練ろうと考えたのだが、 まあ、出てくる情報がことごとく役に立たない。

以前、椅子を買おうと思って調べたら根拠不明のアフィリエイトサイトだらけで 怒りに震えたことを思い出した。

アフィリエイトブログが嫌いなあなたに。インターネットで正しい情報を得るための方法論

とにかく、ネット検索ででてくる「仕事ができない人」のための対策方法は ぜんぜん役に立たないんだよ!という批評を怒りをもって以下に書き連ねていく。

よくある「仕事ができない人の特徴」

仕事の悩みで検索しておもに上位にくるのは転職・就職あっ旋業者の運営サイトや、 そこに誘導したいアフィリエイトサイトだ。いわゆる転職あっせん系仕事論サイトだ。 たくさんあるわりに、どこも同じような「できない人の特徴」をかかげ、 およそ役に立たなそうな対策を紹介している。

よくある特徴

  • ・スケジュール管理ができない
  • ・仕事が遅い、残業が多い
  • ・ミスが多い、同じミスを繰り返す
  • ・報連相ができない

ひーっ!どれも当てはまりすぎて胃が痛い。
転職あっせん系仕事論サイトは、総出でわたしを殺しにかかってきているとしか思えない。 どうやらこの「仕事ができない人の特徴」は的を射ているようだ。(n=1)

問題はその対策として挙げられている方法だ。

ここからはよくある対策方法を挙げ連ね、文句を言っていこう。

「メモをとる」

ミスをなくすための方法としてよく書かれているこの方法。

・そんなことはわかっとるんじゃボケ
・とっているつもりでも見返してみると漏れがあって役に立たない。
・そもそもメモしたことを忘れる。
・というかミスの原因はメモで回避できないことが多い。

メモを取らないから仕事ができないわけではなく、仕事ができない人はメモがとれない が正しいと思う。したがってこの対応策は成り立たない。

「わからないことは聞く」

これもミスをなくすためや、仕事を早くするための方法としてよく挙がる。

・なにがわからないかわからない
・わからないことを聞いてもわからない
・仕事ができない人はコミュニケーションが苦手。逆に言えばコミュニケーションが取れる人は仕事ができる人
・そもそも聞くのが怖い

仕事ができないと悩んでいるレベルの私は、そんな気軽に人にものを尋ねられる精神状態にない。 もっと優しくして。

「整理整頓をする」

スケジュール管理ができない、仕事が遅いなどへの対策である。

・スケジュール管理ができないから整理整頓をする余裕がない
・整理整頓をするのに時間がかかるのでスケジュールが遅れる

そもそも整理整頓をきちんとこなすためには、仕事をこなすスキルが必要だ。 どのように分類して整理するのが良いかを判断するのは割と高度な作業だと思う。 トレーニングとしては良いかもしれないが、即効性という意味ではイマイチ。

「仕事の状況を上司に報告する」

ミスをなくすための対策か、報連相できないことへのアドバイスである。

・そもそも報告ができないのに、報連相できないことの対策っておかしいだろ。 「パンがなければケーキを食べればよい」レベルで頓珍漢なアドバイス。
・「わからないことは聞く」でも述べたが、そんな気軽に上司に報告できる精神状態ではない。 むしろ上司の方から聞きに来てもらいたい。

上司が気軽に相談ができるような、信頼のおける人間ならよいが、 はたして人員削減で余裕がない職場でどれだけの上司がそのような人間であろうか。 新卒で入った会社は「失敗=死」で、とても気軽に報告や相談ができるような空気じゃなかった。

「ミスを振り返る」

・そんな余裕はない
・そんなことしたら心が折れる

「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」とは平戸藩主 松浦清の言葉であり、 失敗からこそ学ぶべきというのは私もその通りだと思う。

思う、が、
心が疲れている時にそんなことをするなんて、そんなタフネスはない。

「朝、1日の業務を書きだし優先順位をつける」

スケジュール管理の定石とばかりに、あらゆるタスク管理系のビジネス書に載っている内容。

・私もこれをやっているが、焼鳥屋の秘伝のタレのごとく次々と継ぎ足されていく新しいタスクに振り回されて、 予定通りに1日が終わることなど、ない。

「勉強する」

そもそも知識がないから失敗するんじゃという考えに基づく対策。

・勉強して仕事ができるようになれば苦労はない
・仕事で疲弊して帰ってきた脳みそにそんな負担はかけられない
・と言いつつ勉強してるんだけど、勉強していくはしから内容を忘れていくトコロテン方式なので 身につかない

結局は勉強した内容をアウトプットしないと意味がないのだが、 仕事ができない私はこのアウトプットが致命的に苦手なのだ。もう人とかかわるのやめたら自分?

「ミスを起こさない強い意識」

・ふざけてんのか
・強い意識ってなんじゃい
・そもそもその強い意識をどうやって持つんだよ

ムキー

「転職を検討する」

かならずオチとして用意されているこの回答。
じゃあ最後はアフィリエイトに誘導されてね、という流れに脱力すること請け合い。 それまでの対策にかんする説明もすべて信用できなくなり、時間を無駄にした、と今日もパソコンを閉じて
夢の世界への逃避行。

ただ、
まじめな話、今の仕事にまったく前向きになれないなら、転職は 有効な選択肢だと思う。 ここまで散々愚痴ってきた私だが、昔よりだいぶマシに仕事をできているのは、 思い切って転職したおかげに他ならない。

だから役に立たないんだ

たぶん、多くの対策が
①「仕事ができない人の特徴はこうだから、それとは逆のことをすればOK」 という逆説的な考え
②「仕事のできる人の特徴はこうだから、それと同じことをすればOK」というできるやつに倣え的な考え

という理屈で記事を書いているのではないだろうか?

ないだろうか?(二度聞く)

しかし、 当事者からすると、これでは雀の涙ほども役に立たない。

①について

仕事ができないゆえに発露している特徴を、まっこうから否定してそれと逆の行動を とるのは、かーーっなり難しい。 食べるのが好きで太っている人に、「食べるのを我慢すれば痩せるよ」とアドバイスするのと同じくらい 虚無的である。

②について

仕事ができるやつは、そういう特徴があるから仕事ができるのではなく、 仕事ができるやつだからそういう特徴があるんじゃあるまいか?

仕事ができるやつの行動をまねて仕事ができるやつは、そもそも開花してないだけで、本質は 仕事ができるやつなのではあるまいか?

つまり、本質的に仕事ができない私のような奴がソイツの行動をまねても かえってうまくいかずにますます落ち込んでいく負のスパイラルゲートに身を投げることになるのである。

おわりに

最近、下手にやりがいがある仕事をしているのがいけないんじゃないかと思う。 やりがいのある仕事だからこそ、うまくいかないことに挫折感がうまれ、苦しみが生じるのだ。

サラリーマン田中 あーあ、どこかに週休3日で3食昼寝付きで給料が高くてラクちんな仕事が転がっていないものか。

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このサイトを運営する30代サラリーマン。怠け者で口癖は「めんどくさい」。


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