地獄の6月の開幕
健全なサラリーマンであれば、早くも8月のお盆や9月の連休に想いを馳せているのではないか？ いよいよ一年のうちで唯一「祝日がない」6月の到来である。
長期の連休に慣れ切ったぬるま湯精神にこの仕打ちはキツい。キツすぎる。 大体ゴールデンウィーク明け以降、70日以上祝日がないとはどういうことか？
バランス考えろ...！
このままでは祝日ロスで、私の心も梅雨のジメジメとともに腐ってしまう。 そこで、なんとかこの6月を乗り越えるための対策を考えていこうと思う。
対策1：6月にも祝日を作る
この記事にたまたま辿りついた偉い人が、見かねて祝日を作ってくれるよう祈ろう。
祈りの力は何よりも強い。
あるいは、この記事にたまたま辿りついたスゴイ行動力のある人が、6月に祝日を作るために署名活動を始めてくれることを祈ろう。
気が遠くなるような策だが、こういう地道な努力こそが後々身を結ぶのである。
6月に祝日候補はないのか？
たまたま辿り着いた偉い人or行動力がある人が祝日を作りやすいよう、あらかじめ祝日候補をピックアップしておこう。
・夏至・・・6月21日。春分の日と秋分の日が休みなのに、夏至が休みじゃないのは差別であり非合理。ついでに冬至も休みにできるためコスパが良い。
・時の記念日・・・6月10日。日本書紀にちなんだ由緒ある記念日。この機に記念日から祝日に昇格するのも悪くない。「時」というのが何となくカッコイイのもgood。
・沢口靖子の日・・・6月11日。女優沢口靖子の誕生日。お茶の間のおじいちゃんおばあちゃんに親しみのある沢口靖子なら異論は少なく、審議も通りやすいハズ。
・梅雨の日・・・6月下旬から梅雨明け宣言まで全部休み。私が今考えた。多分これが一番正解。人間が雨の日を本能的に嫌がるのなら、それに従うのは至極まっとう。
対策2：6月に祝日がある国に引っ越そう
作るのが困難なら、すでにある国に引っ越せば良いのである。まさに逆転の発想というやつだ。
なんという発想力。まさに現代に蘇った孔明。
以下に6月に祝祭日がある国を挙げるので参考にしてほしい。
これが6月に祝日がある素晴らしい国だ！
ケニア・・・解放の日 6月1日
カンボジア・・・国際子どもの日 6月1日
イタリア・・・共和国記念日 6月2日
イラン・・・ホメイニ師命日 6月4日
韓国・・・顕忠節 6月6日
ニュージーランド・・・女王誕生日 6月の第一月曜日
オーストラリア・・・女王誕生日 6月の第2月曜日
ロシア・・・ロシアの日 6月12日
フィリピン・・・独立記念日 6月12日
南アフリカ共和国・・・青年の日 6月16日
ベネズエラ・・・カラボボ戦勝記念日 6月24日
※年によって変動するものは極力除外した
参照 独立行政法人日本貿易振興機構
対策3：6月が創立記念日の企業に転職する
対策2のより現実的なバージョンだ。
創立記念日が休みになるとは限らないが、何の希望もないよりはマシだ！
検索してみると富士通や味の素など、有名企業も結構多いみたいだぞ！がんばれ！ 採用面接の際は必ず創立記念日が休業日か確認するよう気を付けてほしい。
ちなみに私の勤務先は創立記念の「そ」の字も無かった。
社長！もし見てたら創立記念日を6月に変更しつつ休日にしてくれませんか？
対策4：有休をとる
あのさ～
ん？
そんなに6月に休みたいなら有休とればいいじゃん
！！！
なんて現実的で夢のない案！
そんな簡単に休みが取れれば苦労はせぬわ！
有休申請などと煩わしいことをせずに半ば強制的に休めるのが良いのである。
却下却下却下！
・・・
はたして6月を乗り切れるか？
残念ながら普通のサラリーマンが実践できる対策は思いつかなかった。
だから有休を
おわかり頂いたように、結局喉元を通り過ぎるまで待つより仕方がないのである。
このくだらない記事が少しでも皆さんの「6月の休日ロス」の癒しになれば幸いである。
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