ここがつらいよ田舎サラリーマン 

「都会での仕事に疲れたから、田舎にIターンUターンしてのんびり暮らしたい」 なんて話を、メディアやSNSではよく目にする。

まるで田舎のサラリーマン・サラリーウーマンが楽してゆるゆる働いて日本のGDPRを下げているかのごとき口ぶりに、 さすがの私も怒り心頭である。

そんな都会サラリーマンたちの幻想を打ち砕くため、 田舎サラリーマン歴がようやく10年を超えたこの私が、 田舎サラリーマンならではのつらさを自身の経験をもとにお伝えしたい。

そもそもスローライフって何よ?

「田舎で働く」というキーワードによく付随しているのが「スローライフ」である。

田舎でのんびり暮らす、というのはまあ確かにイメージとしてはしっくりくるし、人口密度が高く人がせわしなく 動き回っている都心のど真ん中と比較すると、実際に人々の動きはスローかもしれない。 でも都会だって住宅街にまで人があふれかえっているわけではないし、オフィスの中でまで殺伐と歩きまわってもいないだろう。 そもそも家の中にいれば都会だろうが田舎だろうが、のんびり過ごせば立派なスローライフである。

田舎だって通勤時間はストレスよ?

郊外から郊外への通勤でもない限り、田舎だって朝の通勤時間はストレスだ。

東京のような「乗車率200%です!」なんて地獄は無いが、かわりに田舎の通勤には自動車通勤という虚無がつきまとう。 私のような「通勤時間徒歩10分です!」なんて通勤エリートはごくごく少数である。多くの人々は20分とか30分とか 運転して会社にやってくるのである。
(ちなみに私の知り合いの中での最長通勤時間は2時間半。新幹線なら東京から新大阪まで通勤できる。頭おかしい。)

自動車通勤と電車通勤の最大の違いは、自分で運転しないといけないことだ。 その間、運転以外のあらゆる行動を制限される。せいぜいラジオを聴いたりハナクソほじったりする程度だ。 電車のように本を読んだりスマホでニュースを見たりなんてできない。究極の無駄時間だ。

この虚無時間に毎朝毎晩耐える覚悟がおありだろうか?

仕事が楽なんてことありえます?

じゃあ通勤時間は置いておいて、仕事時間中はどうなの?って、都会の方が仕事が忙しくて田舎はまったりできます なんて夢のようなことがあります?

ここの記事によると、残業の少ない都道府県ランキングの中で確かに東京は41位と後ろのほうにランクインしており 残業の多さがうかがえる。

一方で

"企業ごとの残業時間を少ない順に並べると、三大都市圏に所在する大手企業が上位を独占します。 都会では企業数が多いため、一部の残業時間の長い企業の存在が、 今回のランキングに影響したとも考えられるでしょう。"

との考察がされており、少なくとも日本国内で圧倒的に忙しいなんてことはなさそうだ。

ちょっと帰りに一杯なんてできない

仕事のストレスにさらされる中、「今日は気分転換に一杯やってくか」なんてことは不可能だ。

飲んだ後に車に乗れば当然飲酒運転だし、じゃあ帰りは運転代行サービスを使うかとなると金がかかる。 そうするといったん家に帰って・・・家族に送ってもらって・・・などと考えていると、「じゃあ、また今度で・・・」 となるわけだ。

かわいい後輩「先輩、今日ちょっと飲みに行きませんか?」

なんてドキドキイベントも、夢のまた夢。まさにドラマの世界の出来事であり、都会のサラリーマンどもがそんな 素敵イベントの発生する希望があるということだけでもうらやましいことこの上ない。

ちなみに私は飲み会自体はたいして好きではないのだが、まったく無いとそれはそれで寂しいのである。 そんな乙女心をご理解いただけるだろうか?

ネットで情報が共有されやすい分、情報格差は激しく感じる

今はネットで何でも見れるから、都会でも田舎でも得られる情報は一緒でしょ?と思いきや、 ことビジネスとなるとそうは問屋が卸さない。

ネットで公開されている情報は、有益な情報はごく一部。 結局は都会に出向いて直接勉強会やセミナーに参加する必要がある。 私のような清く正しい勤勉なサラリーマンともなると、 都会で行われている数多くの勉強会の一覧を眺めては、情報収集ハードルの格差にため息を漏らす日々である。

1日は24時間だよ?わかる?

いいかい?都会だろうが田舎だろうが、1日の時間は24時間なんだよ?わかる?
田舎サラリーマンだからってのんびりできるわけじゃないの。
むしろ店や病院、レジャー施設があまりなくて日常生活の効率が悪いとすら思う。田舎者だってつらいの。わかる?

わかったら悪いことは言わないから、 週末に奥多摩とか秩父とか千葉の南の方とかいって満足なさい。

以上

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