ゆるキャラNo.1は長野県PRキャラクターの「アルクマ」以外ありえない
ゆるキャラグランプリとかいうイベントご存じだろうか?
いや、普通知っていると思う。全国一のゆるキャラを決める投票が行われるイベントである。
「くまモン」や「ぐんまちゃん」を一躍時の人へと押し上げたあのイベントである。
みんなの投票によって、一番人気のゆるキャラが選ばれるが、2016年は高知県の「しんじょう君」、その前の2015年は静岡県浜松市の「出世大名家康くん」が
グランプリを受賞している。
毎年言おうと思っていたが、そろそろ私も我慢の限界であるので言わせてもらおう。
「うち(長野県)のアルクマがグランプリじゃないなんてありえなくない!?」
長野県のPRキャラクター「アルクマ」
どこがいいって!?見た目だよ見た目!
ダントツでキュートだろう!
ふう・・・
さて、長野県のアルクマが人気がないのは、みんながアルクマのことを知らないからだと推察される。 そこで今回はアルクマの魅力を、地元PRを兼ねて私が直々にお伝えしよう。
これが「アルクマ」だ!!
アルクマは長野県のPRキャラクターで、緑のボディーと赤いリンゴのかぶりものが特徴的なクマさんである。
もともとは信州デスティネーションキャンペーン
での限定キャラだったが、そのあふれ出る魅力によって長野県の公式キャラクターへと昇格した出世クマだ。
なお長野県のPRキャラクターというと、長野県下條村出身の峰隆太が思い起こされるが、 彼は出身というだけで特に長野県に縁が深いようには思えないので、なぜ必死になってPRに起用しようとするのかはなはだ疑問である。
アルクマ>>>>>>峰隆太である。
アルクマプロフィール
出身 信州・日本アルプスのどこか 長所 行動的なこと 短所 寒がり 趣味 信州旅行、かぶりもの収集 特技 信州のお国自慢 身長 リンゴの木の半分くらい 体重 リンゴ70個分くらい 好き 山、そば、りんご 苦手 海、もずく 座右の銘 未知を歩こう。信州
アルクマ公式サイト「アルクマカンパニー」より
体重がリンゴ換算なのはハローキティリスペクトかな?
苦手なものが海なのが、海なし県の長野県の卑屈さをうまく表現しているといえる。
アルクマの魅力① 長野県をうまく表現したキャラクターデザイン
長野県といえば山、山といえばクマというシンプルな発想。
そこに全国2位という中途半端な出荷量をほこるリンゴをかぶせ、色あい的にもデザイン的にもばっちりなバランスだ。
ちなみに、長野県のクマによる人身被害は毎年全国でも上位であり、 かなりのブラックジョーク的な側面も含んでいるのである。
アルクマの魅力② アルクマという抜群にぴったりなネーミング
歩くクマである。
繰り返し言おう。
歩くクマである。
観光県である長野県にとって、「歩く」という行為は非常に重要なファクターである。 PRキャラクターであるこのクマに対して、この名前以外ありえないというレベルで素晴らしいネーミングなのだ。
また「ア」「ル」「ク」「マ」すべての文字がどこか丸っこさを感じさせ、ゆるキャラとしての取っ付きやすさも兼ね備えている。
凄すぎぃぃ!
アルクマの魅力③ キティちゃんもビックリ!な抜群の汎用性
アルクマのリンゴの部分はかぶり物である。
なぜそんなかぶり物をしているかというと、寒がりだからなのだが、これのおかげでアルクマは抜群のPR性を誇るのである。
公式サイトをご覧いただくとわかるが、PRしたいものに合わせてかぶり物を変えることによって、あらゆる物をアピールすることが出来るのだ。
自信のアイデンティティよりも、地元のPRを優先する姿はご当地ゆるキャラの鑑!
何にでも魂を売るハローキティーと違い、長野県のために自分の身を削っている姿は感動的だ!
見よ!これがアルクマ七変化だ!
今年のゆるキャラグランプリは、アルクマに投票しろ!
キュートな見た目に、PRキャラとしての使い勝手のよさという実用性も兼ね備えた 完全無欠のウルトラベアー、それがアルクマである。
アルクマに投票するのが、必然であり他に選択肢はない。
コスプレもするよ!
駅長にもなるよ!
自販機にも登場!
ちゃんとお礼ができる子!
今年のゆるキャラグランプリでは、なにとぞ一つよろしく頼むぞ!
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