
渋いぜ!長野・聖湖で休日を過ごす
最近の観光地は出来すぎている。
綺麗に作られた建物や看板。
よく考えられた導線。
客にうまく金を落としてもらう仕組み。
いや、まあ良いのだ。
楽しいし、楽だし、無駄がない。
しかし、どーもしっくりこない。
観光しているというより観光させられているというか、手のひらで転がされているような気がする。
今回訪れた聖湖は、正直一昔前の観光地の趣であり、金を稼ごうという意思に欠ける場所であったが、なんだかそれが逆に良い。
令和のマーケティングに疲れた中年は、こういうところに来て少しぼーっとして帰るのが良いのかもしれない。
前置きが長くなった。
やって来ました聖湖
2026年7月。長野県は麻績村にある聖湖にやってきた。
この辺りは聖高原と呼ばれ、湖の奥にはリフトがあり冬はスキー場になる。

湖には伝統のアヒルボートと釣りができる桟橋と、何も無い風に言ったが、けっこう色々ある。
スカイライダーなる非常に心くすぐられるアトラクションがあったが、今回は予定になかっので断腸の思いでスルー。
標高はちょうど1000メートルと高めなので、下界よりは涼しいはずだが、ここ数日の冷涼な気候から一点してこの日は真夏日。ちょっと標高高いくらいだと普通に暑い。

ぴったし標高1000メートルなのが気持ち良い
聖レイクサイド館で昼食

到着してすぐに聖レイクサイド館に向かう。昼はここで食べると決めていたのだ。
店内は外観の大きさと比べると席数が少なめ。冬のオンシーズン以外は営業規模を縮小しているのかもしらない。店内はほぼ満席だった。

窓から湖を一望できるのが良い。

私はカツカレーを、一緒に行った妻はビーフカレーを頼んだ。ちゃんと作ってあるカレーで、ほろ苦さの中に旨味がとけこんでいる少し大人の味だ。
冬季限定・要予約でビーフシチューがあるようだ。冬に来るならぜひ食べたい。

ケーキが美味しそうだったので杏のケーキを頼んだ。
派手さは無いが、こちらもじんわりとうまい。
新しいメニューの情報などは公式サイトを参照されたし。
麻績村観光サイト 聖レイクサイド館
https://www.vill.omi.nagano.jp/kanko/guide/eat/kanko19.html
ちょっとだけ小粋なアヒルボート

!?
鶏ボート?

と一緒思うが、よく見ると赤い帽子をかぶったアヒルボートである。紛らわしい。
アヒルのくせに赤いシルクハットを被りおって、小粋である。
こちらも非常に乗りたかったが、妻が「酔いそう」と言うので、断腸の思いで諦めた。私はいったい何度腹を痛めれば良いのか。
アヒルボートの他に手漕ぎボートもあった。腕力と脚力、どちらに自信があるかに応じて選ぶと良いであろう。
周辺散策

湖の周りを散策していると、周囲を桟橋が囲っており、多くの釣り人たちが釣り糸を垂らしていた。

スカイライダーの看板。渋すぎる。やってみたかった。
写真を撮りそこねたが、ここには博物館がある。
麻績村の歴史などの展示がされているようだ。さすがに渋すぎる。一人で来てたら入館したかも。

博物館の別棟(というか屋外だけど)の航空博物館には、F104ジェット戦闘機や大砲、それと蒸気機関車が展示されている。敷地外からでもその姿を拝むことができ、眼福である。蒸気機関車は、湖の周りを歩いている時に何度か汽笛の音が聴こえたので、きちんと手入れされているようだ。
これらも間近で見るのは楽しそうだ。
男性のおっさん二人組が、大層楽しそうに見学していたのがうらやましかった。

広めの無料駐車場が普通にあるのも良い。冬場は有料かも。
飾らない良さがここにある
何というか全体的に渋い、渋いのである。
最近のマーケティングに毒されていない、どことなくノスタルジーを感じさせる場所だった。
こういう所はまた来たいと思わされる。
よく考えるとアヒルボートも、スカイライダーも、博物館も何も体験してないので、次は是非チャレンジしたい。
今回は麻績村側から登ってきたが、反対側の千曲市側に下りると、日本三大車窓で有名な姨捨駅があるので、今度はそこを目指して来ても良いかもしれない。



